■Appleより
https://support.apple.com/ja-jp/HT201065
Mac を売却、譲渡、下取りに出す前にやっておくべきこと
Mac を新しい所有者に譲り渡せるように準備する方法や、工場出荷時の設定に復元する方法をご案内します。
AppleCare の保証を解約または移行する
Mac で AppleCare プランに加入している場合は、プランの解約または移行ができます。
AppleCare プランを解約する
AppleCare プランを新しい所有者に移行する
「すべてのコンテンツと設定を消去」を使う (利用可能な場合)
Apple シリコン搭載の Mac または Apple T2 セキュリティチップ搭載の Mac で macOS Monterey 以降をお使いの場合は、この記事の残りの手順ではなく、「すべてのコンテンツと設定を消去」を使ってください。その他の Mac または macOS については、手順 3 に進んでください。
すべてのコンテンツと設定を消去する
ファイルをバックアップまたは転送する
ファイルを外付けのストレージデバイスにバックアップする
ファイルを新しい Mac に転送する
iTunes からサインアウトする
macOS Catalina 以降をお使いの場合は、この手順は飛ばしてください。
iTunes のメニューバーから「アカウント」>「認証」>「このコンピュータの認証を解除」の順に選択します。Apple ID とパスワードを入力し、「認証を解除」をクリックします。認証解除について詳しくは、こちらの記事を参照してください。
iCloud からサインアウトする
macOS Ventura 以降:Apple メニュー >「システム設定」の順に選択し、サイドバーでユーザ名 (Apple ID) をクリックします。右側で、下にスクロールして「サインアウト」をクリックします。
macOS Monterey、macOS Big Sur、macOS Catalina:Apple メニュー >「システム環境設定」の順に選択し、「Apple ID」をクリックします。サイドバーで「概要」を選択し、「サインアウト」をクリックします。
それ以前のバージョンの macOS:Apple メニュー >「システム環境設定」の順に選択し、「iCloud」をクリックしてから「サインアウト」をクリックします。
iCloud のデータのコピーをこの Mac に残すかどうかを聞かれた場合は、このあと Mac を消去するので、コピーを残しておいても大丈夫です。iCloud のデータは、iCloud 上と、Apple ID で iCloud にサインインしているほかのデバイス上に残ります。
iMessage からサインアウトする
メッセージ App のメニューバーから「メッセージ」>「設定」(または「環境設定」) の順に選択します。「iMessage」をクリックし、「サインアウト」をクリックします。
オプション:Bluetooth デバイスのペアリングを解除する
Mac に Bluetooth 対応のキーボード、マウス、その他のデバイスがペアリングされていて、今後も使うつもりの場合は、ペアリングを解除しておきましょう。この手順は必須ではありませんが、済ませておけば、Mac とデバイスが持ち主が変わった後でも Bluetooth の通信範囲内にある場合に、誤入力が起きる事態を防げます。キーボードやトラックパッドが内蔵されていない Mac でこの作業を行う場合は、USB 対応のキーボードやマウスをつないで、残りの手順を実行してください。
Bluetooth デバイスのペアリングを解除するには、Apple メニュー >「システム設定」(または「システム環境設定」) の順に選択し、「Bluetooth」をクリックします。ペアリングを解除したいデバイスの上にポインタを移動して、デバイス名の横に表示される「接続解除」ボタンまたは削除 (x) ボタンをクリックします。
Mac を消去して macOS を再インストールする
Mac を消去して macOS を再インストールすると、Mac が再起動して設定アシスタントが表示されます。設定を続けずに、「command + Q」キーを押してシステム終了してください。
Mac を消去する
macOS を再インストールする
NVRAM をリセットしてシステム終了する
Mac の電源を入れ、すぐに「option」「command」「P」「R」の 4 つのキーを同時に押し、20 秒ほど押し続けてからキーを放します。メモリからユーザ設定が消去され、セキュリティ機能が変更されていた場合は復元されます。NVRAM のリセットについて詳しくは、こちらの記事を参照してください。
NVRAM がリセットされると、Mac が起動し、設定アシスタントが再び表示されます。Mac を出荷時の状態のままにしておく場合は、設定は続けずに、「command + Q」キーを押してシステム終了してください。