■ヒット作に学ぶストーリー組立て
1、主人公の外部に存在する恐怖
2、主人公が生み出した恐怖
3、主人公の内部に巣食う恐怖
「奪還」「復讐」「獲得」で組み立てる。
<ONE PEACE>
・ワンピースを手に入れるため、海に出る➡獲得
・仲間が増える➡獲得
・仲間がさらわれたら助ける➡奪還
・仲間を取り返す為、何度も立ち上がり、倒すまで戦う➡復讐
<鬼滅の刃>
・妹を人間に戻すために旅に出る➡奪還
・人を鬼にする鬼達を退治する➡復讐
・鬼滅隊に入って仲間と一緒に戦う➡獲得 などなど
(1)主人公が巻き込まれるアッと驚く事件(2)ギョエーッと驚く無理難題
無理難題を二個以上作ること。
例・周りをゾンビにとり囲まれた状況で、しかも、自分を狙う殺し屋を倒し脱出する など
(3)それらを一撃でクリアする解決法
「一撃で全て解決させる」方法で驚かせる
例・殺し屋を騙してゾンビを惹きつけるオトリにするみたいな一石二鳥の【切り札】
■どんでん返しの原型10タイプ
①敵の正体はこいつだ、と思っていたら、実は、同じような立場のあいつだった!
②敵は[主人公の内部に巣食う恐怖]だと思っていたら[主人公の外部に存在する恐怖]だった。
③敵は[主人公が生み出した恐怖]だと思っていたら[主人公の外部に存在する恐怖]だった。
④敵は[主人公の外部に存在する恐怖]だと思っていたら[主人公の内部に巣食う恐怖]だった。
⑤敵は[主人公が生み出した恐怖]だと思っていたら[主人公の内部に巣食う恐怖]だった。
⑥敵は[主人公の外部に存在する恐怖]だと思っていたら[人公が生み出した恐怖]だった。
⑦敵は[主人公の内部に巣食う恐怖]だと思っていたら[主人公が生み出した恐怖]だった。
⑧敵は死んだと思っていたら、実は死んでいなかった!
⑨目的は死んだと思っていたら、実は死んでいなかった!
⑩目的はどこか遠くにあると思っていたら実は主人公のそば(内側)にあった!
■どんでん返し8タイプ
❶敵だと思って追い詰めたら、実は別にいた
❷敵は自分の中にいると思ったら、実は別にいた
❸敵は自分のせいで生まれたと思っていたら、実は別にいた
❹敵を追い詰めたと思ったら、実は自分の中にいた
❺敵は自分のせいで生まれたと思っていたら、実は自分の中にいた
❻敵を追い詰めたと思ったら、実は自分が原因だった
❼敵は自分の中にいると思っていたが、実は自分が原因だった
❽敵は死んだと思っていたら、実は生きていた(ハナサカ)
❾目的は死んだと思っていたら、実は生きていた(アオトリ)
❿目的のものの獲得に失敗、ところが実は自分のそば(内部)にあった
■スタートとゴールの【しりとり単語】をあらかじめ決めておくこと。10個決める。
(まずは、りんご→パイナップルにもっていくための最初と最後の単語を決める)
(1)スタートの単語を使った興味深いオープニングシーン(その事件の中で、この物語で解決すべき問題を提示する)
(2)興味深い出来事。
主人公やその仲間、敵など、主要な登場人物を紹介するために、「誰かが何かをしている」具体的なエピソードを作る
(3)出来事をもう一つ。
ここでも、残りの登場人物を、その具体的な行動を語ることによって紹介する
(4)大事件へと主人公が関わるきっかけ。
(5)転換点。クライマックスへの流れを意識。
(6)メインの大事件
さらに大きな困難が加わります。
(7)いわゆる「転」どんでん返し。
(8)クライマックス。
話を大いに盛り上げましょう!「最大の難題」が主人公を襲うことを忘れずに!
(9)問題の解決。「切り札」をつくる。
物語前半のどこかにあらかじめこの単語を忍ばせておくと良い伏線になるでしょう。
(10)意外な結末。
最後の最後に新たに小さな問題を発生させることで、意外性が生まれます。余韻のある結末にするために。
※思い浮かばないシーンは最後に作ることにして先送り。穴があっても後から埋めればいいんです。